いろいろ試してみる。

ごくまれに、
私のCandleを海外へのお土産にしたいのだが、
暑い国への輸送でロウが融けたり変形しないのか、と
問い合わせを受けることがある。

普段私がキャンドルづくりに使ってるロウは、
国内精製されたとても一般的なパラフィンワックスというもので、
世に出回ってるほとんどのキャンドルはこの材料と思われます。

屋内の30℃程度では融けて流れるようなことはないのですが、
変形については《大丈夫です!》と、太鼓判押せないのが本音。

日の当たらない33℃くらいまでは大丈夫なのですが、
(これは真夏の富良野のイベントに何度も出たことがあるので実証済み。)

気温 + 《 直射日光 》 が当たると、
内側に熱がこもり、テキメンに変形が始まってしまうんです。

つい最近も、Candleがどのくらいの高温、輸送時間を耐えれるのか問い合わせがあり、
普段使用してるロウとは違う、
融点の高めの硬質なロウでキャンドルを作ることを提案。

そんでもって、テスト制作をいろいろ試し中。

CIMG2380.jpg
いつもの型に流し固め一晩置いて成分を安定させたキャンドルを
ベランダの日の当たる場所に放置してテスト中。
30℃前後の日向に2時間以上放置したが変形なし。合格!!
CIMG2387.jpg
ところが燃焼テストでは・・・・

融点や質感が違うと、燃え方も変わってくる。
いつもと同じ型、同じ芯では、ロウが垂れてしまうので不合格。
型は変えることができないので、芯の改良が必要。

もう一つ困ったことに、流し固めて型から取り出すと
側面が大きく凹んでしまう問題も。
こちらも改良の余地あり。


たかがキャンドル、されどキャンドルですが、
きれいに形作り、燃焼させるには
いろいろなテクニック&ノウハウが詰まってるんです。

きょうも試行錯誤が続きます・・・

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プロフィール

福井 優子

Author:福井 優子
自由に形を変えられ、火を灯せば光に姿を変えるロウという素材に魅せられて作品創りをしています。
1998年より札幌市内のキャンドル専門店に勤めながら独学で製法を身につけ、2001年ProgressiveCandleの名で活動をスタート。
2006年には札幌市の地域ブランド「札幌スタイル」にキャンドル作品が認証される。
美しい冬のある街、札幌で生まれ育った私の中の原風景をキャンドルで表現しています。
製作のほか、キャンドル作りの楽しさと奥深さを伝えるワークショップの活動にも力をいれています。

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